2024年10月1日(火)
 
 そろそろ我慢の限界なので、日記にストレスをぶちまけようと思う。
 誰かと共感したいから(誰も共感できないか。)小説サイトで公開しようと思い立った10月1日(火)。

 30歳までに。親も年だし早くウェディングドレス姿を見せたい。孫の顔を見せたい。と必要最低限の丁度良い男と結婚をした29歳の春。

 ーそれから、半年も経たない29歳の秋。

 私は人生で一番後悔をしている。何故、こんなクソ男と結婚をしてしまったのかと。






   私、貴方の事ちっとも好きじゃなかった。






 男は外で働き、家族を養う。女は家事をし、家庭を守る。
 いかにも昭和時代の考え方。でも、私はその生活に憧れていた。
 旦那が仕事から疲れて帰って来たら、出来立ての手の込んだ料理を出し、食卓を囲む。
 子供が出来たら送り迎え、お弁当作り。早起きをして、キャラ弁なんて作ったりして。子供が大きくなったら「外で働いてみたい。」と言って、パートを初めてみたり。
 間違っても「俺一人の収入じゃ生活出来ないから、君も働いて欲しい。」そんな男とは絶対に結婚しないと学生時代から心に決めていた。
 
 だから私の結婚相手の第一条件は
《私が専業主婦でも、充分な生活が出来るくらい収入のある男性。》

 旦那は外で働き、収入を得るだけで良い。家のことはしなくて良いから、むしろしなくて良いから。
「誰に食わしてもらってる。」そう言われても文句言えないくらいな旦那さんを望んでいた。

 結婚する前に確認したんだ、ちゃんと。
「結婚したら専業主婦になりたい。」
「大丈夫だよ。俺、平均的な収入より稼いでるから。」

どこがだよ!
蓋を開けてみたら、TRICKの山田が住んでいるようなアパートで生活費を切り詰めてやっと二人で生活が出来るレベル。

 私が想い描いていた生活とはかけ離れた生活。

 だから私は結婚後もしっかりと働いている。
 そして毎月、旦那の口座に振り込む。

 家賃は旦那が支払う。それで妻を養っているような顔をする。でもね、家賃と光熱費、水道費を折半すると私の方が多く支払っているんだよ。

 そしてこの間はサムギョプサルが食べたいと私が言って入ったお店が現金とPayPayの支払いのみだった。
 旦那は「PayPayやってないし、現金持ってない。後で返すから払って。」
 だから、ありがとうもご馳走様もなかった。
 未だに返してもらっていない。

 「財布忘れたから奢って。」そんな男とは付き合わないと心に決めていた。なのにそれ以下の男と結婚をしてしまった。

 ああ、時を戻せるのなら旦那と出会った日に戻りたい。あー、駄目だ。書いていると更にイライラしてくる。

衣食住。今のところどれも提供されていないじゃないか。提供されているのはストレスだけじゃないか。

 私は声を大にして言いたい。
「自分の生活だけで精一杯で自分のお金は自分の為だけに遣いたい男が結婚なんてするんじゃねえ。」

 私が買うのは旦那と使える物。
 旦那が買ってくるのは旦那一人で使えるもの。
 
 女性活躍、男女共同参画社会とは男が女に頼り、甘ったれる社会なのか。

 私はヒモと結婚したのか最悪だ。

 いや、ヒモでも許せたはずだ。貴方の事がちゃんと好きなら。どんな欠点も許せたはずだ。
 結婚式の時に誓った。
 「病める時も健やかなる時も富める時も 貧しき時も妻として愛し、敬い、慈しむ事を誓いますか?」
 その言葉の重みを今になって思い知る。
 あー。大声で叫びたい。
「無理です!!」

 事実婚の尊さを知った。入籍しなきゃよかった。

 「◯月までには◯kgまで痩せる。」と毎回、ドヤ顔で口にする旦那に言ってやりたい。

 「黙れ、デブ。」と。

ああ、やっぱり私、貴方の事ちっとも好きじゃなかった。