「な! そういう話をするのが、魔術クラブだよっ」
「でも~ちょっとさ、もっと大人な話をした方がいいんじゃない?」
ラーの馬鹿にしたような笑いに、光はムッとする。
「大人な魔術な話ってなに!?」
「それはぁ~どんな話がいいかなぁ~? 麻那人君~~」
「うん? そうだなぁ……」
麻那人は首をかしげるが、何も考えてなさそうだ。
「なんで、麻那人に聞くのっ!?」
「リーダーは、麻那人君がいいんじゃないかなって思うからよ~」
「え!?」
「僕?」
麻那人が自分を指さした。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…