「トップは男だよな?」

「あぁ…男だけど、
お前顔見たら凄くびっくりすると思うよ」

「え?何で?」

「…トップは凄く顔が綺麗なお方だ。
あれは…男でも惚れそうになるよ」

「…そんなに?
噂では聞いていたけど何か緊張してきた…」

柊がそう口にすると
佐倉はピタリとある部屋の前で立ち止まり

「そんなに緊張する必要はない。
トップは顔立ちもお綺麗だが
凄く物腰が柔らかくて優しいお方だ。
…ここが部屋だから、お会いして来い」

そう言って微笑むと
柊を目の前の部屋に促した。