「…リーフィー…」 この時、私は初めて彼の心の内を見た気がする…。 そして、私は優しく彼の手に触れた…。 「大丈夫。私は、必ずあなたを見つける…だから、その時は…」 「歌を歌って…」 「歌を……?」 「そう。リーフィーの歌声、とても澄んだ声をしていて綺麗なの…一瞬で心を奪われる程に…」 姿が見えなくても、その歌声を道標にするから…。