その日から部活一筋だった私の筋肉脳に彼のことが脳裏に焼き付いて離れなくなった。


あの日から私は部活が終わると急いでお店に向かうことが日課となった。


名前は、立花太陽(たちばな たいよう)くん。


話したら高校は隣、しかも同い年。


同い年で働いてて凄いな。


ピーッとホイッスルがなり私は気を戻す。


「よし!今日の練習はここまで!」


ありがとうございました!!


女子バレー部員の声が体育館を振動させるくらい声が響き練習が終わりを告げる号令をかける。