「ご、ごめん!こんな話ベラベラと」


「ううん!そんなことないよ!
私全然知らなかったから、知れて楽しい!」


そう?と、恥ずかしそうに頬を赤らめて太陽くんはお花をバケツからいくつか取り出す。


それをバランス良く梱包の上に置いてまとめ、リボンを付ける。


「可愛い~!ブーケ?」


「そう、今日依頼の電話があってね
そろそろ取りにくると思うんだ。」


太陽くんの作ったブーケはピンクの花と白の花が基調とされた花束が出来上がっている。


私からしたらカラーバランスも何も分からないし、あんなに綺麗に包めないし


でもそれを意図も簡単に太陽くんは作り上げてしまった。きっと沢山練習したんだろうな


「ちょっと店置くからブーケに付ける飾り持ってくるから少しだけ見てて貰ってもいいかな?」


「もちろん!」