追憶の愛情~想い出せない貴方へ~

恋愛(キケン・ダーク・不良)

HARU/著
追憶の愛情~想い出せない貴方へ~
作品番号
1735320
最終更新
2024/10/04
総文字数
89,872
ページ数
349ページ
ステータス
完結
PV数
294
いいね数
0


「生活に必要な分のお金は
俺がいくらでも出す。
だから仕事はやめて俺1人に奉仕すればいい」

デリヘル穣として
初指名を受けたお客さん。

まだ顔を合わせただけなのに
唐突によく分からない契約をされたと思えば


「…俺を早く思い出してよ」


"響"と名乗る彼はどこか切なそうな表情で
会う度に私を抱き締めながらそんな事を言う。

私達は初対面なのに
一体貴方は私を誰と勘違いしているの…?





あらすじ
父親が残した借金を返す為に
大学を諦めデリヘルで働いている
私の名は佐原(さはら)柚月(ゆづき)。

ホテルの一室に向かい
初指名された人と顔を合わせた瞬間

細い切れ長の目のイケメンに
切なそうな顔をされた。

「はじめまして。"花"です」

不思議に思いながらも源氏名で名乗れば

「…俺の事、覚えてなさそうだね」

彼はそう言った。

だって私と貴方は初対面でしょ…?










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