生贄の女が全裸で縛られている姿にワクワクしていた。
『オレを見て震える女が堪らなく好きなんだよね』と呟き、目隠しを外す


生贄の女は怯えるわけでも絶望するわけでもなく、ただ風雅をじぃ〜っと見つめていた。

上半身だけ起こし口の布を外し、手始めにキスでもしょうと顔を近づける風雅


「プッ」

『女…今なにした』

「見ての通りよ。もう一度してあげようか?」


生贄の女はもう一度、風雅に唾をかけた


『………オレ、数百…いや数千年生きてきてこんな侮辱されんの初めてだわ〜』


風雅がアイスブルーの目が光り、人から巨大な白虎になり暴風を引き起こすと生贄の女は飛ばされ壁に叩きつけられた。

『大人しくしていれば島に返してやったのに!オレの牙で噛み殺し餌として食ってやろう!』


風雅はかなり激怒していた。


生贄の女は白虎の風雅に目を逸らさなかったものの体は小刻みに震えていた。武者震いだろうか?



『お前がした罪の大きさがわかったようだな!だが、もう遅いわ!!』


「かっ…かっ…か、可愛いぃぃ〜食べてぇぇ〜私を食べて〜!」

生贄の女は頰を染めウットリとした表情をみせた。

口を開け近づいた白虎の口の中に自ら飛び込んだ。


「きゃあああっ口の中最高ォォ!!」

風雅はそのまま食おうと飲み込んだのだが体の中で生贄の女は「幸せぇぇっ!ありがとうございますぅぅ!人生の最高のご褒美ぃぃぃっ!!」と叫びまくっていた。



『おえっ!?』


ペッ



生贄の女は吐き出され幸せそうな顔で気を失っていた。



白虎の獣姿から人型に変わる


『なんなんだよ、このヤバい女…』



生贄の女を雑に抱えてある場所へ行った