「うんバイバイ!」



2人とも手を振り返してくれたけど、少しその目が曇っているような気がした。



気のせい…だといいけど。



バイトまでの時間が迫っているので、足を早める。



隣町のコンビニは学校からは少し遠く、徒歩で行くには30分ほどかかってしまう。



バイトは校則違反だからバレないように、そこを選んでいる。



バレたら停学にされちゃうもん…!