支援学級と聞き私はどんな学級なのか、頭の中には
???と浮かんでいた。
担任の先生からは、支援学級を体験しておいでと言われた。
親からは、まだ体験中だから授業で分かっても手はなるべく挙げないでと言われた。
どんな学級なのか、不安でたまらない中いざ入ってみるとピリピリもせず、穏やかな雰囲気が流れていた。

「なに、ここ。天国。」
と1人で思いながら、ただずっと立っていた。
支援学級の子たちからは、呆然と立つ私を見て不思議そうに見ていた。

支援学級に体験してから、始めて知った。
・支援学級には担任の先生とは別に1人支援をしてくれる支援員の先生がいること。
・普通学級とは違い、個人個人のペースに合わせていること。
・支援学級だけがやっている特別な授業があるということ。
支援学級には、普通学級とは違ういいところが沢山存在していた。
知らない事を沢山、支援学級の先輩や同級生が教えてくれた。
それ以来、普通学級に籍はおくものの支援学級が家以外の居場所となった。

私が唯一輝ける場所となった。