【どうしても、差別を止めて欲しかった王様は

奴隷と扱っていた人間を罪としました。


だからと言って、

その種族達の差別がなくなる事はありませんでした




それから王様は考えました


ある日、自分の娘が抱いていた
ぬいぐるみを見たのです。


王様は気づきました。



彼らは『人形』なのだと。


王様はその真実を人間達にお話ししました。

王様の話をにっこりと笑顔で聞いた人間と人形



そして、人々はDOLLと名付け

とてもとても可愛がりました。】









「そして……いつからか、

DOLLはその国だけではなく。



世界中に広まりました。」