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テーマパークの中にあるお城ではあっても、住めるくらいに設備が整っているのが、ここのすごいところ。
もしかしたら、Night Empireの人たちが改築したのかもしれないけど、今はキッチンまで作ってくれてありがとうという気持ち。
コンビニへひとっ走りした私は、お城のキッチンでパパッとチャーハンを作って、帝王さんのお部屋がある階まで階段を上ってきた。
初日の記憶を頼りに歩いて、重厚な両開きの扉をノックする。
「すみません、妃にしてもらった鉄谷です。帝王さんのご飯を作ってきたのですが、入ってもいいですか?」
大きめの声を出して少し待つと、中から扉が開けられた。
現れたのは、今日、帝王さんと一緒に帰ってきた真面目そうな雰囲気の人。
髪をセンター分けにしたその人は、私が持っているチャーハンを見ると、無表情で道を空けてくれる。
テーマパークの中にあるお城ではあっても、住めるくらいに設備が整っているのが、ここのすごいところ。
もしかしたら、Night Empireの人たちが改築したのかもしれないけど、今はキッチンまで作ってくれてありがとうという気持ち。
コンビニへひとっ走りした私は、お城のキッチンでパパッとチャーハンを作って、帝王さんのお部屋がある階まで階段を上ってきた。
初日の記憶を頼りに歩いて、重厚な両開きの扉をノックする。
「すみません、妃にしてもらった鉄谷です。帝王さんのご飯を作ってきたのですが、入ってもいいですか?」
大きめの声を出して少し待つと、中から扉が開けられた。
現れたのは、今日、帝王さんと一緒に帰ってきた真面目そうな雰囲気の人。
髪をセンター分けにしたその人は、私が持っているチャーハンを見ると、無表情で道を空けてくれる。