「は、はい!本当です!」


「お前の言うことが本当だったら、お前をうちの姫にしてやる。――俺のことが好きなんだろ?」


「っ、はい…!」




 ここに、ひとつの契約が結ばれた。

 Bomb Strikeの総長はゆがんだ笑みを浮かべ、愛奈は赤く染まった顔をうつむけてはにかむ。


 すべての歯車はそろい、運命はカチリ、カチリと回り出した。

 その結末は、はたして――。