- 作品番号
- 1735143
- 最終更新
- 2024/12/01
- 総文字数
- 54,994
- ページ数
- 142ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 242,099
- いいね数
- 142
- ランクイン履歴
総合20位(2024/10/22)
恋愛19位(2024/10/22)
恋愛(キケン・ダーク・不良)9位(2024/10/18)
「愛奈の好きな人ね、みんなを守るために、
危険なNight Empire(ナイトエンパイア)を
潰そうとしてるの。
だからお姉ちゃん、スパイをして?」
大好きな妹の愛奈にお願いされて、
私はこの辺りで一番危険な暴走族とうわさの、
Nitght Empireの仲間になることになった。
「いいよ、じゃ、妃にしてあげる」
気だるげな帝王さまの、伴侶(はんりょ)として。
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鉄谷夕華(16)
-てつたに ゆか-
冷遇されていることに気づいていない、
鋼メンタル女子
「あ、ひ弱に見えるかもしれませんが、
これでも私、なかなかのもので。
ハエとか蚊には連戦連勝です!」
×
藤王怜央(17)
-ふじおう れお-
世の中に飽き飽きしているマイペースな暴君
「なに、してるの?」
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「早く、片付けて」
「一口食べて、不味かったら捨てるから」
この帝王さま、すごくわがままなのに…
「あははっ。おもしろいね、きみ。名前は?」
ひょんなことから、甘々な態度に?
「ドキドキしちゃったの?ほんと、おもしろいね」
「自分がやったことなのに、赤くなっちゃうんだ?」
「夕華が帰る場所は、俺のいるところでしょ」
豹変(ひょうへん)した帝王さまの溺愛は、
私を捕らえて離さない、くさりなのだと……
気づいたときには、もう遅いのです。
(※ウェブ版推奨)
この作品の感想ノート
感想ノート、失礼します!!
夕華ちゃんのしっかりしていそうで、がっつり天然なところ、めちゃくちゃ可愛くて、怜央と同じように好きになってました!
でも夕華ちゃん、怜央の“好き”は簡単に気付けるでしょ、気付きな!?
それくらいストレートで激重な愛だなって伝わってきました!!
危険な沼みたいな愛を与えてくれていながら、ときどき赤ちゃんみたく甘えん坊になるところもまた、怜央の沼に落ちてしまった気がします、罪深い……
ラストのあのシーンからは、2人の未来が闇に向かっていくような、ちょっとした不穏の空気を感じましたが……
夕華ならきっと、最高に幸せな日々を掴み取ってくれる気がしてます!
素敵な物語を、ありがとうございました!!!
碓氷澪夜さん
2024/11/04 16:22