とある日の休日、椿くんに深夜まで抱かれていた疲れで、昼頃に目を覚ました。


「…椿くん…?」


この部屋の主の名前を呼んでみたけど返事はなく、出かけたのかな、と私はまたベッドに身体を沈める。


今日も暇だなぁ…。
巴衛さんに貰った本も全部読んじゃったし…。
椿くん…は居ない方がいいけど、することないなぁ。


「ふわぁ…」


まだ寝れるなあ…。


二度寝でもしようかな、と私は再び眠りに落ちた。