そして椿くんは何故か私の着ているセーラー服のリボンをシュル、と外し出した。
「えっ…、つ、椿くん何してるの…?」
「脱がしてんだよ」
私は何故制服を脱がされているのか分からず、パニックになる。
必死に抵抗するも、呆気なく両手首を椿くんの付けていたネクタイで縛られ、動きを封じられてしまう。
「や、やだっ!!やめてよ、なんでこんなことするの!?」
「……俺はな、今まで我慢してやってたんだよ。お前が大人になるまではって」
「な、に…」
大人ってなに、我慢ってなに……。
聞きたいけど、怖くて聞けない。
そうこうしているうちに制服のファスナーが外され、中に着ていたキャミソールが露になる。
「やだ、やだよ椿くん…、怖いっ」
「泣いて暴れたってやめてやらねぇ。引き金を引いたのはお前だ」
恐怖で身体がガチガチに固まる。
自分が今から何をされるのかわからず、泣きじゃくることしか出来ない。
椿くんは私が引き金を引いたと言うけれど、何もここまでしなくてもいいと思う。
そうだ、まだちゃんと謝ってない。
きちんと謝れば椿くんも許してくれるかな…?
「ご、ごめんなさい…っ、私が悪かったから、もう許して!!」
「……」
ちゃんと謝ったのに、椿くんは無言のまま私の首筋に舌を這わせ、ゆっくりと舐め上げた。
その初めての感触に全身に鳥肌が立ち、嫌悪感が芽生える。
「ひぃっ…、き、もちわるい…、」
「……萎えることを言うな」
つ、とお腹に冷たい感触を感じた。
椿くんがキャミソールをスカートから捲し上げて、私のお腹で何やらモゾモゾしている様子。
「な、何してるの…?は、恥ずかしいよ、やめてよ…」
「これから毎日するんだ。慣れろ」
ま、毎日…?これを?なんのために…?