どちらかと言えば獲物を狩るような――捕食者の眼。



付いていこうかと思ったけれど、邪魔になるかもしれないし、拳銃を持っているのも何かの手違いかもしれない。


それにここからはニーナちゃんの仕事だ。



「…頑張って、待ってるわ」



なんだか少し、ニーナちゃんの背中がシャロンと重なった気がした。



彼は私のことを束縛するくせに自分がされるのは嫌いという厄介な人種。



いつもふらりふらりと私を置いてどこかへ行って、一緒に仕事なんてしたこともない。