「……陽菜ぁーおいで」
「はいはい」


一輝くんの膝の上に座り、お茶をゴクゴク。


「じゃあ本日は、グループ花曇りの定期会議の日です〜みんな、お菓子食べながら相談ね〜」


たくさん持ち寄ったお菓子を小さいテーブルに広げ、ひたすら食べる。

私は先ほどパフェを食べてきたとはお前ないレベルでバカ食いしていた。


「最近出てきた朝凪ってグループだけど……どうやって片付ける？」


京ちゃんが議題を発表、俺はだるいからパスーと言った一輝にい。


本当はめちゃくちゃ強いくせに、めんどくさがりなんだから。


「だから、私が行くよ」
「それは却下だ！陽菜の正体がバレた場合、姫と言い訳することもできないと思うからな」
「ええー……」
「僕も、陽菜さんが危ない目に会うのは嫌です……」


悲しげに瞳を揺らす理衣くんを見て胸が痛む。


「そっか、理衣くん心配してくれるんだね……」


可愛い理衣くんにそんな顔させられない……！