その声に恋して~推し読み聞かせ配信者はいじわるな俺様上司?~

「新しくこの部を任された柚月だ。この部の業績を確認したが、かなり業績が落ちている。これからは業績をしっかりと上げられるように仕事を組んでいく。だが無茶のない範囲でだ。何かあるようならばすぐに俺に行ってくれ。対処する。これからよろしく」

 声は──同じ、よね?
 なのに抑揚のないどこか冷たい声。
 白兎さんはもっと声に感情が乗っていて、優しくて柔らかい。
 でも、私が聞き間違えるはずがない。
 この声は私の推し、白兎さんの声だ──!!

 ──と、浮かれていたのもその時だけだった。

「おい望月。この書類、全部根拠となる資料を一緒にしてもってこい」
「は、はいっ!!」

「おい望月。誤字確認まだだろ。すぐに確認しとけ」
「は、はぁぁいっ」

「おい望月。誰が見てもわかりやすいように書類を種類ごとに整理しておいてくれ」
「はいぃぃ……」

 鬼ぃぃいいいい!!
 この人、人間じゃない!! 鬼だ!!
 柚月部長が就任して三日。
 この部署の忙しさは増した。
 いや、今までが緩すぎたのかもしれない。
 何せ、前の部長はあまり仕事を取ってくることはなかったし、きっちりとした仕事とは言えない緩さだったから。

 だから会議でも時々書類に不備があったり、誤字も目立ったのよね。
 そういう意味では、きっちりとしているのは良いことなのだけれど……。

 いかんせん、厳しすぎてどうにかなっちゃいそう……!!

 この声は絶対白兎さんだと言い聞かせながら頑張っているけれど、早くも自信がなくなってきた。
 この鬼が白兎さん?
 いやいやいや!!
 私の癒しが、私の推しが、こんな鬼だなんて……。
 多分違うんだ。
 私の耳がおかしくなったんだ。きっと。
 この人はただの鬼。
 うちの天使とは違う。

 ──昼休み。
 ぐったりとしながら私はとりあえずデスクで執筆を開始する。
 何せこちらの締め切りも近いのだ。
 休んでいる暇はない。

 時々サンドイッチをむさぼりながら、頭の中の物語を打ち込んでいく。
 こうなれば私には他の音は届かない。
 たとえ昼休みの騒がしさの中だろうと、一度シャットアウトしてしまえば隣の律の声ですら届かないのだ。
 律もそれをよく理解している分、私が切羽詰まっているときには話しかけてくる事はない。

 ありったけの集中力で執筆を続けていた、その時──。

「望月」
「はいぃぃっ!?」

 耳元で響く大好きな声。
 白兎さん!?
 胸躍らせて振り返ると、そこには──「げ、部長……」
 鬼がいた。

「げ、ってなんだ。げって」
「あ、えーっと、は、ははは……。あの、何でしょう?」

 昼ぞ!?
 昼にまで仕事をしろというのか貴様!?

「いや……。昼休みにまで仕事をしているのかと思えば……それは何だ?」
「っ、こ、これは、えっと……」
 まずい、見られた!!
 ごってごての青春恋愛小説を見られた!!
 冷や汗をかきながら言葉を探していると、律がにやりと笑って口を開いた。

「この子、小説家なの」
「律!?」

 心臓バクバク状態の私をよそに、けろっとした顔で暴露する律。

 何言ってんのぉぉおおお!?
 しかもあの鬼部長相手にため口!?

「小説家……」
「そ。大学生で賞をもらってデビューして、それからずっと兼業作家として頑張ってるの」

 えへんと胸を張ってるけど、なんで律が胸を張るんだろうか。
 とりあえず恥ずかしい。

「へぇ……すごいな。俺も本を読むのは好きだ。……だが、休憩時間くらい少しは脳を休めろよ?」
 そう言って部長はコトンと私の机に小袋を置いて、部屋を後にした。

「チョコ?」
 うさぎ型の。

「ツンデレか!!」
 なんて笑っている律をよそに、胸がぎゅんっと詰まったのはなぜか。

 未知の感情の襲来だった。



「おい望月」
「はい!! 書類完璧に終わらせました!! 次のコンサルの資料も出来上がってますし、直近やるべきことはすべて終わらせました!! ということで今日は帰りますねお疲れさ──」
「待てこら」

 帰ろうとバッグをもって踵を返した刹那、首根っこをグイっと摘み上げられ首が締まる。
「ぐぇっ。ちょ、何すんですか!? 離してー!! 変態―!! バカー!!」
「おまっ。上司に向かっていい度胸だな……」

 はっ!! つい……!!
 でも仕方がないじゃない。
 今日は……今日は……私の推し、白兎さんの読み聞かせ配信の日なんだからぁぁああ!!

 残業なしで帰る為に言われる前に言われそうなこと全部終わらせたのよ!?
 なのに何で呼び止められなきゃなんないの!?

「本部長から、商談が明日の朝にずれこんだから、俺とお前で今日のうちに資料をそろえておいてくれって言われたんだよ」
「本部長ぉぉおおお!!」

 何で!?
 何でよりによって今日!?
 しかも何で私と!? ほかの人は!?
 律とか仲良いんじゃないの!?

「何で私なんでしょう?」
月々(つきつき)コンビでツキが向いて商談うまくいきそうだから、とかなんとか言ってたぞ……」
「ぬおぉぉおおおおお!?」

 何その意味が分からんゲン担ぎ!!
 たかが名字に『月』がついてるだけじゃんよぉぉおお!!

「ま、そういうことだ。早く終わらせて帰ろうぜ。……俺も用事あるし。ほれ、いくぞ」
「ちょ、え、いやぁぁあああ!!」

 こうして私は、部長に首根っこをつかまれたまま資料室へと連行された。

***

「……ないな」
「ないですね」

 私たちが資料を探し始めてかれこれ二時間。
 外を見ればいつの間にか大雨が降り始めていた。

「うそぉ……」
 傘持ってきてないし……天気予報の嘘つき。
 私が心の中で悪態をついたその時。
 
 ドォォオオオン!! バリバリバリ──!!

「ひゃっ!?」
「っ、おい、大丈夫か!?」

 大きな雷の音に驚いた私が思わずうずくまると、すぐに駆け寄り方に手を添えてくれた部長。
 その大きな手のぬくもりに、思わず顔が熱くなる。

「す、すみません」
「いや……。それより、あったぞ、資料」
「本当ですか!?」

 よかった……!!
 これで間に合う!!
 待っててね白兎さん!!
 喜びに胸躍らせた刹那──。

 ドゴォオオオオン!! バリバリバリバリ──。

「きゃぁっ!?」
 さっきよりも大きな音と衝撃。
 そしてその直後、部屋の電気がパチンと消えて、カチッという不穏な音が響いた。

「!! 停電か? 近くに落ちたようだな……。っ、まさか……!!」

 焦ったように声を上げて部長が携帯の明かりを頼りに扉に向かいドアノブを回すと、固まってしまったようにドアノブが動かない。

「……オートロックがかかってる」
「うそ……」
「今ので気系統が故障して、ロックがかかったんだろう。この時間は社員もそういないし……復旧を待つしかないな」
「そんなぁ……」

 白兎さんが……私の癒しが……。
 一週間のご褒美が……。

「……そんな大事な用があったのか?」
「……はい。大事な配信が」
「配信?」
 資料室のソファに力なく座り込んだ私の隣へ部長も腰掛ける。

「読み聞かせの配信です。毎週水曜日にあって……。ずっと、元気をもらっていて、週に一度の私の楽しみなんです」
 俯いたままポツリと話す。

「読み聞かせ……。眠くとか、ならないか?」

「全然。だってその声を聴いていたらドキドキして、幸せな気持ちになって、もっともっと頑張る力になるんです。大学生の時に初めて小説で賞をもらって、作家デビューすることになって、すごく不安だったんです。多くの人目にさらされる中で、どう思われるだろう。くだらないって言われたらどうしよう、って。笑われたらどうしよう、って。不安で潰れそうになってた時に、何気なく見てた配信サイトで出会ったのが、その人の読み聞かせだったんです。その人もその日が初めての配信で、緊張しながらも懸命に読み聞かせをして、読み終わった後に言ったんです。“誰か一人でも心に灯る声になれたらって思います”って。それを聞いて、私も同じだなって思ったんです」

「同じ?」
「はい。私も、誰か一人の心にでも明かりが灯る作品になれたなら、幸せだなって。この緊張もいつか誰かの夢を繋げることに代わるなら、気にするほどじゃないって思えたんです。ふふ。それに、緊張するのは私だけじゃないって思ったら、なんだか安心して。それからずっと勇気づけられてきました」

「勇気づけられて……」

 はっ!! 私ったら部長相手に何を語って……!!
 恥ずかしっ!!

「す、すみません、今のは忘れて──」
「いや。……忘れない。お前の──大切な思いだろう?」
「っ……」

 何て優しい表情してるんだ。
 鬼の部長のくせに……。

 鼓動が妙に早い。
 部長相手に、なんで。

「でも今日の配信はもう無理ですね。ずっとリアタイで見ていたから残念だったけど、アーカイブで──」
「しねぇよ、今日は」
「へ?」
「あ、いや、この雷だからな!! 配信はできないだろうってことだ」

 あー……確かに。
 電気継投やられてるところ多そうだし、こんな日に配信はできないか。
 良かったような、残念なような。

「……」
「……」
 話が途切れて、何の話をしていいのかわからず思わず隣を盗み見れば、部長の真剣な瞳と視線が絡み合った。

「!?」
 何で!? なんで見てるの!?

「あ、あの?」
「どんなことも一生懸命に向き合えるお前は、すごい奴だと思うよ。これからも無理はせず、よろしく頼むな」

 優しく静かなその声に、白兎さんの声が重なって、どくんと再び鼓動が打つ。
「は、はいっ」
 妙に恥ずかしくなって視線を逸らせば、私の頬に添えられる大きな手。
 顔を上げれば真摯な眼差し。

 そしてゆっくりと、どちらからともなく近づいて──パチンッ、カチッ。

「!?」
「!!」
 
 電気がついた。
 
 目の前には部長の端正なお顔。
 わ、私、今、何を……!?

「っ、ついた、な」
「は、はい」
「ということは、扉も──あいた!!」
 
 ドアの取っ手がするりと動き、重い扉が開いた。
 やった!! 帰れる!!

「……」
「……」
「じゃ、じゃぁ、気をつけて帰れよ。俺は片づけてから帰るから。今日はありがとうな」
「は、はい!! お、お先に失礼しますっっ!!」

 そう言うと私はバッグを手に取りそのまま平静を装い部屋を出ると、速足で会社を出た。

「あ……」

 ザーザーと降りしきる雨。

「傘……忘れてたんだった……」
「望月、これ──」
「やっておきました!! そっちの机にあります!!」
「望月、コンサルの書類だが……」
「あぁ、それならあっちにありますよ。取ってきますね」
「すまん望月。この書類、頼めるか?」
「はい!! 今日中にやっちまいます!!」

 このテンポ感に慣れてきた今日この頃。
 最近では私たちのことを【月々コンビ】と呼ぶ人が増えてきた。
 部長の手腕のおかげで業績もアップし、皆の士気も上がってるし、仕事が楽しくなってきた、ある日のことだった。

「知ってる? 部長って、美沙の婚約者候補としてわざわざ本社からここに来たんだって」
「えー!? 美沙って専務の娘よね!? 出世コースじゃない!?」

 いつものごとく昼食を食べながら執筆をしていた私の耳に、そんな噂が飛び込んできた。

 矢吹美沙さん。隣の部署のマドンナで、専務の娘。
 へぇ、そっか……そんな理由が……。
 何だろう、なんかモヤっとするのは。

「相変わらず陰気臭いわね、この部署」

 甲高い声が耳を貫く。
 ──美沙さん。

「ん?」
「!!」
 しまった!! 目が合っちゃった!!

「嫌だわ、柚月さんに会いに来たのに、変なのと目が合っちゃった。っていうか、昼休憩にまで妄想ごっこやってんの? 陰気が移るじゃない」
「っ!!」

 目つけられた。
 一度絡まれると面倒なのよね、この人。

「いい歳して、青臭い話ばーっかり書いて夢ばっか見て妄想しないで、現実見たら? くだらない」
「っ……!! くだら……ない……」

 夢? 妄想? それがそんなにダメなの?
 だって、だって私は書いているのは──。

「誰かに夢を配る仕事が、そんなにくだらないか?」
「!!」
「柚月……部長……!!」

 いつの間にかすぐそこに柚月部長が、まさしく鬼のような形相で立っていた。

「俺は、望月のやってることは素晴らしいことだと思う。……まぁ、休めるときには休んでもらいたいし、心配にはなるがな」
 そう言ってさっきまでとは違う優しい眼差しで私を見下ろした部長に、胸が熱くなる。

「ゆ、柚月さ……」
「で? 矢吹。俺に何か用事があったんだろ? あっちで聞くから、他のやつに絡むな。行くぞ」

 部長に連行される矢吹さん。
 二人の後姿を見つめながら、私は未だ鳴り続ける胸の鼓動を必死で抑えるのだった。

***

「すまないな、仕事終わりに」
 夕方、私は部長に呼び止められ、屋上に呼び出されていた。

「いえ、どうしたんですか? 私、何か──」
「あれから大丈夫だったか? 矢吹のこと」

 あぁ、そのことか。
 あの後二人で私の事でも話をしたんだろうか?
 私とのコンビについて嫉妬した婚約者予定の女性に、必死で弁明したんだろうか?
 ……なんか、もやもやして気持ち悪い。

「別にあれ以降は何も。……くだらないって言う人がいることくらい、わかってますし」
 
 どんなに真剣に向き合って書いても、それを下らないと一蹴し嘲笑の中に晒す人はいる。
 作品を世に出すからにはそれはつきものだと、わかっていたのに。
 脳の理解はできていても、心は傷を負う。

「……くだらなくねぇよ」
「え……?」

 静かな否定の声がぽつりと耳に届いて顔を上げると、まっすぐに私を見つめる部長の顔。

「お前が紡ぎだす夢が、誰かの中で光になる。だから、くだらなくなんかない」
「!! それ……」

『誰かが紡ぎだす夢がまた誰かの中で光になる。この作者さんの作品は、どの作品もそんな風に感じて、白兎は好きです』

 白兎さんの、言葉……。
 じゃぁやっぱり──。

「あなたが……白兎、さん?」









「あなたが……白兎、さん?」
「しまっ……!!」

 やっぱり。
 私の耳は、おかしくなったわけじゃなかったんだ。

「はぁ……。まぁ、そういうことだ。俺が読み聞かせ配信者の、白兎だよ。いつも応援してくれてありがとうな。実はな……。チェリブロさんが作家の華月桜さんだっていうの、ずっと前から分かってたんだ」
「は……えぇぇぇっ!?」

 何で!?
 チェリブロの時に華月のこと話したことはないんだけど!?

「え、えっと、何で……」
「三点リーダー使ってたり疑問符と感嘆符の後に一マス開けたりする作家の特徴があったし、発言が独特だからな。ちなみに、この部署にその華月桜さんがいるっていうのもわかってた」
 個人情報どこいった!?

「俺、華月桜さんの作品、すごく好きでな」
「へ?」
「デビュー作読んで感動して、そこからずっと推してる」
「推し!?」

 推しが……推してくれていた、だと!?

「ていうか、望月桜からPNが華月桜、華月桜の桜からチェリーブロッサム、そこからチェリブロに略してHNにするとか分かりやすすぎだろ」
「うぐっ」
 仕方ないじゃない、名前考えるの苦手なんだから。

「でも、推しが自分の配信毎回リアタイで聴いてくれて、同じ思いでコメントくれてさ、すごく嬉しくて、おまえがいるから、俺、本社からこっちに異動させてもらったくらいなんだから」
「えぇ!? 美沙さんとの縁談のためにこっちに来たんじゃ……?」
「はぁ!? んなわけないだろ!? お前のそばにいたいから、親父に頼み込んでこっちに異動させてもらったんだか……あ……」

 私のそばにいたいから?
 え、待って、えっと、いろいろ追いつかない。
 白兎さんが、部長で、部長は私のこと知ってて、こっちに来たのは美沙さんとの縁談のためじゃなくて、私と……いたいから?
 脳が、脳がショートして暴走起こしそう。

「……俺の親父はこの会社の社長で、ずっと本社で修行してたんだよ。将来のために。でも、それよりもおまえの傍に行きたかった。憧れだった推しの華月桜さんに、ずっと見守ってくれて力をくれたチェリブロさんに、いつも一生懸命な望月桜に、俺は惹かれてる」
「ふぁっ!?」

 キャパオーバー!!
 情報量多すぎて処理しきれない!!

「ちょ、ま、待ってください!! 美沙さんじゃないなら、律は!? 律と付き合ってるんじゃ……」
「やめろ。絶対無理だ」

 全否定!?
 すごく親しげだったし、律もため口で接するから私はてっきり律と付き合っているものと思ってたんだけど……。

「あれはな、俺の妹だよ」
「妹ぉぉぉおお!?」
 嘘!? 似てない!!

「名字!! 名字は!?」
 確か主任が柚月、律は麻木。
 名字が全然違うじゃないか。

「は? あいつ、おまえに言ってないのか?」
「へ? な、何を……?」
「……あいつ、学生結婚して、旧姓が柚月なんだよ」
「はぁぁあああ!?」

 聞いてない!!
 て、そんな話することすらなかったけど。
 じゃ、じゃぁ律が部長と親しげだったのは、兄妹、だったから?

 なんか、一気に気が抜けてきた……。

「俺が好きだと思うのは、ずっと前から名前は違えどお前なんだよ」
「!! そ、そんな、えっと、でも」
 こんな時なんて言っていいのかわからない。

 声を聴いて幸せな気持ちになるのも、顔を見て嬉しくなるのも、他の女の人と一緒にいてモヤモヤしてしまうのも、全部きっと部長にだけだ。
 その意味は、わかってる、はずなのに。

「はぁ……。わかった。お前にはこっちの方が効きそうだな」
「へ? ひゃぁっ!?」

 突然引き寄せられ、部長の顔が私のすぐ近くになる。
 そして耳元に唇を寄せ、囁いた。

「好きだ。お前のことが」
「~~~~っ!!」

 ずるい。そんなの。
 そんな良い声で言われたら……。

「け……賢者タイム、入っていいですか……」

 二人の仲が強制的に進展させられるのは、賢者から抜け出してすぐのこと──。

END

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