鉱物市場では太陽電池を使っていた
そしてまた停電があった
「こちらは王国非常配信です アリヤ王国では魔王の瘴気の影響でほぼ全域で停電しています」
鉱物市場では
「停電…なにそれ?」
「太陽電池すごい!」
「この性能で銅貨10枚以下ってすごいよ」
アーシャの家では
「太陽電池ってすごいね
それを作った早苗もね」
「ありがとう 思いつきで作ってみたけれど」
実際は転生前の世界の物を再現しただけで完全な嘘である
「この騒ぎだと…いろいろあるから商業ギルドに顔出してきたら?」
「そうする」
ギルドへ乗り合い馬車を使って行くことになった
「6番通り沿いに行く方はこちらです」
「あれだ」
馬車の中では放送があった
「この馬車は6番通り周回の急行です」
向こうよりましだと舐めてたけど意外と窮屈だった…
「次で降りるよ」
「商業ギルド前です」
ギルドではまさに大惨事ということばが当てはまる状況だった
「太陽電池2枚ですね銅貨6枚です」
「太陽電池20枚!?銅貨60枚ですね」
「蓄光電池はあるか?」
「あります!」
2人は入り口で立ち止まっていた
「えーと大変なことになってるねアーシャ」
「そうだね」
今後の蓄光電池の採掘元が大変になりそうなのは課題として残ることになる