まさかアスミにそんな事を言われるとは思ってもみなかった。


いつでも俺がやる事を応援してくれてたのに。


「アスミ、俺が無茶言ってると思ってる?」


「人は夢だけじゃ生きられないのよ。私はシュンに現実を見てもらいたいだけ。」


「現実を見るのは、夢に敗れてからだっていいだろう?夢がなきゃ、人生つまらない。」


アスミは相変わらずの表情で俺を見つめると、小さくため息をついて自室へ戻っていった。



俺、なんか悪い事言った?