アスミとの沈黙は長い付き合いの中で何度もあって、でもそれは心地いいものだったはずなのに、なんだか今は息苦しい。


そう感じているのは俺だけか?


俺が次に何を言ったらいいか考えていると、アスミがポツリと言った。


「人生って、夢とか信念だけではどうにもならないのよ。シュンは、まだ夢の中で生きているのね。」