「食べないの?」


部屋着に着替えたアスミが戻ってきた。


俺は何も言えずにアスミを見つめる。


俺の喉が、ゴクリと音をたてる。


急に心臓が騒ぎだす。


ドキドキうるせぇぞ。


口に出したら、もう後には退けない気がした。


言え、言うんだ。俺。