「どうしたの?電気もつけないで。」


アスミは家に入ると電気を付けて、持っていた紙袋を俺の前に置いた。


「何これ?」


俺がやっと顔をあげると、やっぱりアスミは無表情で言った。


「スタッフがお寿司くれたの。私お腹空いてないからシュンが食べて。どうせ何も食べてないんでしょ?」


そして隣の部屋へ入っていった。