「シュン、私これから撮影だから。そうね・・・夜九時頃には帰れると思う。外出る時は気を付けてね。」


「あぁ。」


立ち上がったアスミは、改めてみるとすごくスタイルがよくて、繊細だった。


モデルをやっている位だから、スタイルがいいのは当然なんだけど・・・なんていうんだろうな。


雪のように真っ白な肌と、対照的に黒く長い髪に大きな目を持ったアスミは、存在感があると俺は思う。

ひいき目なしにしてもね。