白球を天高くかざせ乙女たち!

青春・友情

田中樹子/著
白球を天高くかざせ乙女たち!
作品番号
1734756
最終更新
2024/09/22
総文字数
3,586
ページ数
5ページ
ステータス
未完結
PV数
0
いいね数
0
 
 あの夏の日は、特に暑かった……。

 グラウンドには、ゆらゆらと陽炎が立ち上り、猛暑に負けない熱気が溢れる応援が、地鳴りのようにアルプス席から響いていた。

 生涯、けっして忘れられない日。

 あの日があったからこそ、今、こうして海を渡った地に立っている。

 彼女たちの激しくも可憐な姿を、今一度、心の中で鮮やかに思い出してみよう。


 
あらすじ
 志良堂太陽は、九家学院高校に通うたった一人の男子生徒。中学まで野球をしていたが、高校で男子野球部が無かったので諦めていたが、中学時代から憧れていた天花寺月に誘われる。天花寺月は九家学院の四天王の一人で、中学時代から憧れている彼女の頼みを断れず、野球部のコーチを引き受けることに。

 しかし、女子野球部は部員はわずか二人。
 さらに、部室にはヤンキーがいて、早くも波乱の予感が漂う。

この作品の感想ノート

この作品には、まだ投稿されていません。

この作品のひとこと感想

この作品には、まだ投票されていません。

この作品をシェア

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

pagetop