コツコツと歩く音が響く。

僕と、すれ違う。

その時、怖い。

僕は、思う。

僕のこと、殺しに来るんじゃないか。

僕のものを盗むのではないか。

そんな思いが脳内を駆け巡る。

男性恐怖症になった経緯は、人を愛するということを読んでみてください。

それが、一年は続いた。

僕は、今もこの人は僕に何かをするのではないかと少し思う。


そう、世の中は、みんな悪人。だと思ってしまったんだ。