「追憶と再会の恋愛譚」

恋愛(ピュア)

龍太郎/著
「追憶と再会の恋愛譚」
作品番号
1734391
最終更新
2024/09/17
総文字数
10,028
ページ数
6ページ
ステータス
完結
PV数
41
いいね数
0
恋愛出来ない男43歳。友達以上恋人未満の彼女35歳。十六年間の付き合い。そんな彼女がいるのに、彼の恋愛偏差値は30。赤点ギリギリだ。あれから、18年。59歳になる。この悟りを得たのは最近親友になった野田淳55歳から普通の恋愛についてのうんちくを、聞かされてからだ。恋愛ドラマ。エリート大学生は皆んな経験してるらしい。恋愛出来ない男。麻生龍太郎59歳。友達以上恋人未満の彼女瑠美ももう50歳になる。16年間。ドライブも行った。デートもした。なのに。彼女は普通に恋愛ドラマに登場する様な彼女じゃない。大半は2人でパチンコ三昧。そんな、龍太郎は野田淳から進学校そして大学、恋愛、結婚のパターンを聞かされた。2年半前に知り合った。彼女は年齢差30。現代的な彼女に惚れてしまった。案の定。この2年半。LINE交換も、したのに。未だ。食事に行くことも出来ない。ましてや。堂々と誘うこともできない。龍太郎はこんなに。彼女を好きになったのは、産まれて初めての経験。どう誘えばいいのかも理解できない。女性は瑠美が、いるじゃないか。気張って、世間並みな女性に好意を寄せなくてもいいじゃないか。でも、瑠美には金銭的に16年間も世話をしている男がいる。そんな瑠美は、もう、子供もできないし、その真美って娘にいかんねと葉っぱをかける。野田淳から。世間並みな女性の、恋愛観、結婚感を聞かされてから。ドーンと落ち込んだ。そんなネガティブなエネルギーの何倍も真美を好きになってしまった。

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