制服おっけい!
この学校の制服可愛いな〜!!
私が通う学校はやっぱり昨日見た学校らしく、お母さんに聞いた。
そして、、、。
あの律樹って人に会いたい。
会って話がしたい。
そう思った。
うーん、、、。でも同じ学年だとは限らないよね、、、。
「結花〜?早くしないと遅れるわよ!」
時計を見るともう7時55分だった。
やばい!!急がないと!!
急いで玄関に行く。
「行ってきまーす!」
そう言うとお母さんがリビングからやってきて見送ってくれた。
え、えっと、、、。
昨日言った道だからこっちだよね、?
少し不安だったが私はちゃんと着くことが出来た。
えっとお母さんが職員室に行って先生に言って一緒に行くって言ってたよね、?
多分こっちかな、?
「し、失礼します!」
職員室のドアを開ける。
えっと、、転校してしたって言えばいいかな、?
「えっと、転校してきたものです、、、。」
私がそう言うと1人の先生がこっちに来て挨拶をしてくれた。
「小山結花さんですね。私は担任の山田です。そして小山さんは1年1組になります」
山田先生っていうんだ、、、。
優しそうな先生だな、、、。
というか1組初めて、!!
っじゃなくて!!
「よ、よろしくお願いします、、、!」
そう言うと山田先生は微笑み
「これから教室に向かうんですが私が入ってと言うのでそしたら入ってきてください。」
「わ、分かりました、!!」
き、緊張する、、、。
「では行きましょうか」
山田先生はそう言うと歩いていった。
と、友達出来るかな、?
前の学校では話しかけてもらえたから友達出来たけど、、、。
は、話しかけるの苦手!
友達どう作るか考えておくんだった、!
後悔していると山田先生が立ち止まった。
「ここです」
こ、ここが1組、、、。
「じゃあ私は行きますね。入ってと言ったら来てください。」
「は、はい、!」
私の返事を聞くと山田先生は教室に入っていった。
ど、どうしよう、!何か言わなきゃなのかな、?そういうの苦手だよ、、、。
そう思っていたら
「入って〜」
へ!!
は、早いよぉ、、、。
は、入るしかないか、、、。
「は、はい、、、、」
私は情けない返事をしてドアを開けた。
教卓の前に行けばいいかな、?
そう思い俯きながら教卓の前に行き立ち止まった。
「転校生の小山結花さんだ。」
沈黙が続く。
あ、私が何か言わなきゃかな、?
そう思い顔をあげ
「え、えっと、よろしくお願いします、、、。」
小さくお辞儀をし前を見る。
、、、え、?
私は固まってしまった。だって、、、。
「小山?どうかしたか?」
「あ、いえ、、、。」
こ、この教室に会いたかった彼がいた。
お、同じクラス、!!
まさか同じクラスになるとは思わなかった。
「じゃあ小山の隣は、、、。橋本の隣な」
え?橋本って誰、?
私が困惑していると
「あぁ、後ろの角の席な。」
か、角って、、、。
「え〜先生!ずるいよ!!」
女の子たちのそんな声が聞こえる。
「そう言われてもそこしか席がないからな〜」
「じゃあ席替えしようよ!!」
女の子たちが先生に訴えるが
「小山。あそこに座りな」
む、無視したー!!!!
お、女の子たちの視線が痛いけど、、、。
そう思いながら席に座る。
「じゃあホームルームを始める」
ど、どうしよう、、、。
あ、あいさつした方がいいかな、?
というか聞きたいこと言った方がいい、?
でも絶対今じゃないよね、、、。
うぅ、こうゆうの苦手すぎて分からないよ、、、。
私はチラッと彼の方を見る。
その視線に気づいたのか彼も私の方を見た。あ、ど、ど、どうしよう、!!
こ、こうなったらあいさつするしかないよね、?
「あ、えっと、、よ、よろしくお願いします、。」
と、とりあえず言えた、!!
安心しながら彼の方を見る。
え、?
なぜだか彼は悲しそうな傷ついた顔をしていた。
な、何かあったのかな、?
そう思っていたら
「橋本律樹。よろしく」
あ、挨拶してくれた、!!
さっきの顔は見間違え、、、だよね、!
そう思うことにした。
「よ、よろしくお願いします、、、橋本くん、、、。」
うぅ、緊張するよ、!!
「、、、でいい。」
「へ?」
声が小さくて聞こえなかった。
なんて言ったの、?
「だから!律樹でいいって言ってんの!」
「は、はい!」
す、少し顔が赤いような、、、。
で、でも少しは仲良くなれたかな、?
そう思うと私は嬉しかった。