授業が終わり、お昼ご飯の時間になった。
どうしようかな、、、。
律樹くんのことが好きってこと沙希ちゃんに言いたいけどどう言い出せばいいんだろう、、。
わかんないよ、、、。
そんなことを思っていたら
「結花!1人百面相になってるよ〜!!」
「え?!」
沙希ちゃんが笑いながら私に言った。
そんな酷い顔してたかな、、、??
うぅ、、、、。
「結花。」
沙希ちゃんが突然真剣な顔になった。
な、何、?!
怖いんですけど、!!!
「私、沙希に何か言う事ないんですか〜??」
え、??
ば、バレてる?!
「いやだってさーなんか今日ずっと私の方見て何か言いたそうにしてるんだもん!!」
うぐっ、、、。
「あの、えっと、、、。」
教室の中で言うのはな、、、。
そんな私の想いを感じ取ったのだろう。
「結花!空き教室行こ!」
「へ、!」
沙希ちゃんは私の返事を聞かずにお弁当を持って行ってしまった。
も、もう!!急すぎるよ、!!!
私はそんなことを思いながら沙希ちゃんを追いかける。
沙希ちゃんに追いつき、私は息を整える。
「ここに入ろ〜!!」
沙希ちゃんはそう言うと空き教室のドアを開け、中に入る。私も沙希ちゃんに続いて中に入った。
「いっただきまーす!!」
沙希ちゃんはお弁当の蓋を開けご飯を食べ始めた。
まだ話さなくても大丈夫かな、??
そう思い私もご飯を食べ始めた。

「ってそうだ!!」
沙希ちゃんが思い出したように声を上げた。
思い出したかな、?
「結花の話を聞くために来たんだった!!」
「う、うん、。」
「で!何?!」
沙希ちゃんが目をキラキラさせながら私を見る。
うぅ、。言いずらいよ、、、。
でも言うしかないよね、!!
「えっと、、、。私、、、さ、律樹くんのことが、好き、、、みたい、、、、。」
私は恥ずかしくて顔をあげられずにいた。
沙希ちゃんの反応がない、、、。聞こえなかったかな、??
そう思い顔をあげると沙希ちゃんがニヤニヤしながら私を見ていた。
「やっとか〜!!!ま!私は応援するよ〜!!」
「あ、ありがとう、!!」
私は嬉しくなり沙希ちゃんに微笑んだ。
「っそだ!!!」
「ん?何〜??」
沙希ちゃんが思いついたように言い、私はなんだろうそう思い問いかける。
「ん〜なんでもない!!帰りに分かるかも!」
どうゆう事だろう、?
私はそう思いながら沙希ちゃんを見た。