下校時刻になり私は3人と帰ることになった。
「今日疲れたね〜!!」
沙希ちゃんほんとに疲れてるかな??
「お前バリバリ元気だろ」
すかさず律樹くんは沙希ちゃんにツッコミを入れる。
「うるさいな〜!!!それだがら好きな子に振り向いてもらえないんだよ!」
「えっ、?」
す、好きな子、?
律樹くん好きな子いるんだ、、、、。
ってなんで私こんなにモヤモヤしてるんだろ、、、。
私には関係ないもん!!
「沙希もそうゆうこと言うと好きな奴に振り向いてもらえないぞ」
「うるさいな〜!!」
なんかこの会話不思議と面白いな、、、。
沙希ちゃんと律樹くんいっつもぶつかってるもんな〜私はそう思いながら2人を見つめていた。ってあれ、?琉斗くんの声がない、?
私はそう思い琉斗くんの方を見た。
琉斗くんは絶望したような顔をしていた。
「りゅ、琉斗くん、?」
私が琉斗くんに声をかけるとハッっとしたように私の方を見た。
「ど、どうした??」
何か動揺してる、??
何話してたっけ、??
、、、あ!!!
私はひらめき、琉斗くんに聞いてみることにした。
「もしかして琉斗くんって沙希ちゃんのこと好きですか、?」
私がそう質問すると琉斗くんは照れたように頷いた。
や、やっぱり!!!
じゃあ両思いだ!!!
大好きな2人が両思いなの嬉しいな〜!!
そう思っていたら
「沙希って好きな人いるのか、?」
、、、あ!そっか!それが自分だって知らないもんね!
「まぁ、いるね!」
「まじか、、、。」
と琉斗くんは絶望したように言った。
うーん。
私から見たら両思いなの分かるんだけどな、!!
2人が近づく方法、、、。あ!そうだ!!
「じゃあ明日!勉強会しませんか??明日休みだし!そしたら沙希ちゃんと2人っきりにさせてあげられるし!」
私の提案に琉斗くんはびっくりしていたが了承してくれた。
あとは2人の了承を得れば、!!!
「ねね!沙希ちゃん達!!」
私が2人に声をかけた。
「どうした〜??」
沙希ちゃんが不思議そうに私を見た。
「あのさ!明日、休みだしみんなで勉強会しない?」
私は2人に提案すると沙希ちゃんは喜んで了承してくれた。
「まぁ、別にいいけど」
律樹くんは面倒くさそうにしていたが了承してくれた。よ、良かった、!!!
「じゃあさ!!」
と沙希ちゃんは元気よく言った。
「結花の家でやろー!!!良い〜??」
わ、私の家?!
ま、まぁ私はいいけど、!!
そう思い私は頷いた。
「じゃあ決まり!!!詳しくはメールで送る!楽しみだな〜!!」
「私も楽しみ!」
初めての勉強会だな、、、。
って初めてではない気がする、、、。
なんでだろう、???
そんなことを思いながら家に帰った。