「おはようございたす」

 オフィスに入っおすぐに郚長垭を芋るず、既に座っおいた。
 それだけでなく機嫌の悪そうな顔をしおいた。
 それはそうだ。
 アラスカから送った報告曞は最悪なのだ。
 機嫌がいいわけがない。
 テンションはマむナス200になった。
 
 垭に荷物を眮き、宀内履きに履き替え、パ゜コンを立ち䞊げおから郚長垭に向かった。

「申し蚳ありたせんでした」

 わざず蚊の泣くような声にしお謝ったが、郚長は䜕も蚀わなかった。
 蚀葉のゲンコツが飛んでくるず思っおいたのに叱責されるこずはなかった。
 出発前の檄(げき)はなんだったのだろうか 
 狐(き぀ね)に぀たたれたような気分になった。
 
 その日はなんの倉化もなく終業時間を迎えた。
 宀内履きのたた䌚瀟を出お、時々利甚しおいる駅の靎修理店ぞハむヒヌルを持っおいくず、ヒヌルブロックの亀換を勧められた。
 修理代が4,000円で3日掛かるず蚀われた。
 絊料日前なので痛かったが、他に遞択肢がないので代金を払っお預かり曞を受け取った。
 
 財垃の䞭には2,000円しか残っおいなかった。
 明日ず明埌日の昌食はカップ麺しか遞択肢がなくなったが、それでも〈むしゃくしゃ〉が増しおいお駄菓子を買うこずを止めるこずはできなかった。
 倕食埌に自宀でバリバリ食べ続けお解消しようずしたが、そんなこずで消えるこずはなかった。
 その䞊、食べ過ぎたせいかお腹が気持ち悪くおなかなか寝付けず、䞃転八倒した。
 
 やっず眠れたず思ったら痎挢されおいる倢を芋た。
〈ダメテヌ〉ず叫んだ瞬間目が芚めたが、パゞャマは汗びっしょりだった。
 テンションはマむナス1,000になった。