ちょんちょん

袖を掴まれ振り返ると理乃がいた。俺は理乃にどうしたのかと聞く

理乃「理乃、桃ちゃんに会いたいからはやく付き合ってね」

さっきさんざん言っていたのにまた言うのか、どんだけ高橋さんの事気に入ったんだと思ってしまうほどに何度目かの釘を刺してくる理乃

理央「わかってる」

そんな理乃に返事をして少し部屋に行ってくると伝えリビングをでる。両親はそんな俺をニヤニヤしながら見てきたがもちろん無視をした

自分の部屋に行き高橋さんとのトーク画面を開く
時間的にももう店の手伝いは終わった頃だろう、俺は今日のお礼を送った後今度2人で出かけないかと連絡した

さすがにすぐに返信は来ないので一度リビングへ戻る
リビングに戻ると両親がそろって気持ちの悪い笑みを浮かべてたが無視して席につく

理乃「どうだった?」
そわそわした理乃が聞いていたので出かけの誘いをして返事待ちだと伝える
すると母さんが入ってくる

お母さん「でもあの理央がね〜お父さんに似てかっこいいのに女の子に興味ないから心配だったけどよかったわ!」

お父さん「もう母さん!そんな事言われたら照れるよ〜」

また2人でイチャつき始めた
そんな2人を放って理乃に声をかける

理央「理乃、誕生日おめでとう」

理乃「ありがとう!」

理央「食べよ」

理乃「うん!」

未だ2人の世界にいる両親を無視して2人で乾杯をして料理を盛る。しばらくして2人は気が済んだみたいで慌ててこちらに参加する

お母さん、お父さん「「理乃〜!お誕生日おめでとう!」」