「そうだが?」
「じゃあ男になってやるよ!!」
「は、はあ?んな馬鹿な!」
「でもそうだったらいいんだよね?男装すればいけるし迷惑はかけない!これでいいだろ?」
「ふん!やれるもんならやったらどうだ?そうだな......支援はしてやろう」
「!!じゃあなおさらやってやるよ!」
ってことで、今男装して青空学園の前にいる。
ちなみに、今の私の格好は学ランにショートカットで少し背が低い男子高校生という感じだ。
「よし!今から私は男子、男子......」
「お嬢、じゃない、おぼっちゃま、どうかされたのですか?」
「い、いや、大丈夫だ。行くぞ、じいや」
ここで過ごすにあたり、気をつけなければならないことは2つ。女子だとバレないこと、有力御曹司と信頼関係を築くことだ。これだけだ。