───もうここからは逃げられないからね!───
夜の学校へ潜入してから5分、俺は学校内を一周すべくスマホのライトを頼りに歩みを進める。
そして俺はプールへと辿り着いた。
プールサイドで俺数十秒間手を合わせる。
そして手を合わせ終え、立ち上がると足を何者かに掴まれる。
「わっ!?」
「久しぶりだね…鮫島くん」
なんとプールから出てきたのは柚月ちゃんのトレードマークだったリボンの髪留めが付いた骸骨だった。
「あたしね…ずっと待ってたんだ…」
「…」
「これでやっとパパに褒めて貰えるっ♪」
「離して!」
俺はパニックになりながら必死に柚月ちゃん(の骸骨)と思しき者を押し退けて、正門目掛けて走り出した。
「もー逃げないでよー痛いことはしないからさー」
と柚月ちゃんが新幹線か!?とツッコミたくなる速さで飛んで来る。
実際には走っているのだろうが早過ぎて最早飛んでいる様だ。
もう俺はパニックになり一心不乱に走る。
「え…」
だが、走っても走っても正門へ近づくことは出来なかった。
「なんで!?」
「パパはねー魔法使いなの。だから君の事も、私の事も全部見てるの。私が手こずってるから手助けしてくれてるの」
すると次第にカチャカチャと骸骨達の足音が近づいて来て気付けば俺は骸骨達に囲まれる。
「逃げようとしたって無駄なんだからね!」
夜の学校へ潜入してから5分、俺は学校内を一周すべくスマホのライトを頼りに歩みを進める。
そして俺はプールへと辿り着いた。
プールサイドで俺数十秒間手を合わせる。
そして手を合わせ終え、立ち上がると足を何者かに掴まれる。
「わっ!?」
「久しぶりだね…鮫島くん」
なんとプールから出てきたのは柚月ちゃんのトレードマークだったリボンの髪留めが付いた骸骨だった。
「あたしね…ずっと待ってたんだ…」
「…」
「これでやっとパパに褒めて貰えるっ♪」
「離して!」
俺はパニックになりながら必死に柚月ちゃん(の骸骨)と思しき者を押し退けて、正門目掛けて走り出した。
「もー逃げないでよー痛いことはしないからさー」
と柚月ちゃんが新幹線か!?とツッコミたくなる速さで飛んで来る。
実際には走っているのだろうが早過ぎて最早飛んでいる様だ。
もう俺はパニックになり一心不乱に走る。
「え…」
だが、走っても走っても正門へ近づくことは出来なかった。
「なんで!?」
「パパはねー魔法使いなの。だから君の事も、私の事も全部見てるの。私が手こずってるから手助けしてくれてるの」
すると次第にカチャカチャと骸骨達の足音が近づいて来て気付けば俺は骸骨達に囲まれる。
「逃げようとしたって無駄なんだからね!」