ワンコ系ビジュ強め騎士はスパダリ魔法士の先輩に夢中

ファンタジー

きさらぎ流星/著
ワンコ系ビジュ強め騎士はスパダリ魔法士の先輩に夢中
作品番号
1734085
最終更新
2024/09/13
総文字数
7,959
ページ数
7ページ
ステータス
未完結
PV数
15
いいね数
0
スパダリ白薔薇王子(♀)
×
ワンコ系軽薄後輩騎士(♂)

「学園の中だ。みだりに触るんじゃない。」
「学園の外なら触ってもいいってこと?」

魔法士を目指す武家の長女アイリス。
母譲りの豊富な魔力と、「父に認められたい」という血の滲むような努力によって稀代の天才魔法士と呼ばれる2年生。
耳横で切り揃えられた飴色の髪とスラリと伸びた長身で、女子生徒から人気を集める"白薔薇王子"。

そんな彼女に「魔法を教えてくれ!」と頼んできたのは、公爵家の次男で剣の才能溢れる・1年生のセドリック。

「君は公爵家の次男だ。剣も魔法も必要ないだろう。」
「先輩、そんなこと言わないで?」

断っても突き放しても、ニコニコ付き纏ってくる黒い大型犬…もとい、公爵家令息。
黒髪の下の金色の眼を光らせ、アイリスの耳元に囁く。

「俺に抜かされるのが、怖い?」

アイリスは険を含んだプラチナの瞳でギロリと睨み上げる。
―――彼女は彼に、負けたくない。

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