そう言ってニヤリと笑ったかと思うと、


青年は暗い路地裏で車を止め、私の座っている後ろの席に乗り込んだ。


−−−ダンッ


青年は私の頭の横に左手をついた。


そして・・


彼の余っている手、右手にはキラリと太陽の反射で光るナイフ−−−。