私は恐る恐るメールをひらいた。

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:########@.jp

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本文

麗香ちゃん、君が好きだよ。
見て、君の寝顔だよ↓

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その矢印の先には−−−


私の寝顔の写真がメールにはり付けられていた・・。


「いやぁぁぁぁ!!」

私は携帯を投げた。


−−ゴンっ!!


携帯が壁にぶつかった音がした。

私の手足は震えはじめていた・・。


なんなのよ、これ!


私の寝顔が撮られているということは−−−!


バッ!!


私は慌ててあたりを見回した。


私のことを、ここで何者かが見ている・・・?


そんな馬鹿な・・だって私の家は、万全のセキュリティになっているのに・・・。