何かすごい宝物を発見したみたいな、ウキウキが止まらない。 「なんか気になるし、ちょうど甘いもの食べたい気分だし…ちょっと行ってみよう」 ちょっと、不気味で怖い気もするけど… 恐る恐る扉を開けてみた。 入り口のベルがカランカランと鳴って、ちょっとびっくりした… 扉を開けると同時に鼻いっぱいに広がる、コーヒーの香ばしい香り。 中は狭くて、カウンター席が並んでいて、テーブル席は2つ。