「…そう。まあ、不味くないなら良かった。…あ、私そろそろ帰らなきゃ。あの、テストに関しては内密にお願い!私もバイトのこと絶対話さないから!」


「……考えとく」


「前向きにね。じゃあ、また学校で…」


って、方向転換しようと思ったらガシッと腕を掴まれた。


「おい」


「…何?」


「俺も帰るんだけど」


「……え?うん。だからバイバイって」


「お前と一緒に帰んだよ」


「な、何で!?」