🕊 平和の子 、ミール🕊  ~新編集版~

その他

光り輝く未来/著
🕊 平和の子 、ミール🕊  ~新編集版~
作品番号
1733843
最終更新
2024/09/13
総文字数
158,443
ページ数
230ページ
ステータス
完結
PV数
28
いいね数
0
ロシア人であるナターシャは、日本が大好きで、
日本人の夫と結婚して、日本に住んでいた。
しかし、ロシアによるウクライナ侵攻が始まって、
生活は一変した。
周りの見る目が一気に冷たくなったのだ。
耐えきれなくなったナターシャは夫に黙って家を出て、
トルコへ、モルドバへ、そして、ウクライナへと向かった。

出張から帰った夫の倭生那(いおな)は、ナターシャの置手紙を読んで愕然とした。
理由がわからないだけでなく、どこへいったのか、まったくわからなかったからだ。
それでも必死になって手がかりを探し当て、トルコ行きの飛行機に飛び乗った。

国連次席補佐官の不曲強子(ふまがり・きょうこ)は、
ロシアに対する国連の対応に不満を感じていた。
いや、余りの弱腰に憤慨していた。
しかし、非難してるだけでは何も始まらないことに気づき、
自らが果たすべき役割について考え始めた。

総理大臣秘書官の芯賀太(しんが・ふとし)は、
刻々と変化するウクライナ情勢や国際情勢に気を揉んでいた。
日本ができる援助に限界があることに忸怩たる思いを抱いていたのだ。
それでも、首相を支えるためにあらゆる情報を収集し、
更なる貢献の糸口を探し始めた。

*  *

この作品は4人の視点(ロシア人女性、夫、国連次席補佐官、総理大臣秘書官)
を用いて複合的に描いています。
ロシアによるウクライナ侵攻を時系列にまとめながら、
4人それぞれの想いと行動を描きましたので、
全体像を俯瞰しながら読んでいただけると共に、
臨場感と切迫感、絶望と希望を肌で感じていただけるのではないかと思っております。

一方、ロシア人女性と夫に絞った2人の視点で読んでみたい
とご希望される方もいらっしゃると思います。
その方々のために『平和への願い~新編集版~』を公開しております。

4人の視点で読んでみたい方は『平和の子、ミール』を、
2人の視点で読んでみたい方は『平和への願い』をお読みください。

*  *

小さな画面でも読みやすくするために、原作を大幅に編集し直しました。
あらすじ
1945年8月6日8時15分、広島に原子爆弾が投下された。

その3日後の8月9日11時2分、長崎にも原子爆弾が投下された。

多くの人が即死し、後遺症に苦しんでいる人が数多くいる。

それなのに今、ウクライナが第三の被爆地になることを示唆する独裁者がいる。

そんなことは許してはならない、絶対に!

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