君が嘘に消えてしまう前に

恋愛(ピュア)

ふーか/著
君が嘘に消えてしまう前に
作品番号
1733812
最終更新
2024/10/21
総文字数
43,699
ページ数
69ページ
ステータス
未完結
PV数
320
いいね数
13
家にも学校にも、私の居場所なんて無かった

帰りたいと嘆いても帰る場所が無いのなんて
私が一番分かっていた


そんな私の孤独で無為な日常は

ある放課後
クラスの人気者の秘密を知ってしまったことで
変わりはじめる





作り笑いに気づいてしまう孤独な少女

篠宮 菜乃花(しのみや なのか)


×


常に笑顔を貼り付けている優等生の少年

瀬川 誠(せがわ まこと)





「そんな何に対しても責任持とうとすんなよ…少しは、頼ってほしい」

「自分のことなんて案外分かってないものだからさ…、勝手に卑下する必要ないだろ」


優等生の仮面を外した彼は
清々しいほど無表情で、ぶっきらぼうな口調

それは、作り笑いばかり目についてしまう私には
ひどく新鮮で


その前では息がしやすくて。

その言葉は淡々としながらも、暖かくて。


あなたと過ごす時間は
かけがえのないものでした


…あなたが、どこにも居場所のなかった私の世界を
変えてくれた
あらすじ
高校二年生の篠宮 菜乃花(しのみや なのか)は家にも学校にも居場所がなく、誰にも心を開かずに孤独な毎日を送っていた。

過去に受けたいじめをきっかけに、人一倍周りの表情に鋭くなった菜乃花。

そんな菜乃花の隣の席は、文武両道、眉目秀麗の優等生である瀬川 誠(せがわ まこと)。


いつも完璧な笑顔を浮かべる彼に菜乃花は恐怖を覚えていたが、ある放課後、彼の素顔を知ってしまって...

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