俺は矢留レン。
オレは生徒会の会長。
生徒会は吸血鬼の軍団でオレも吸血鬼。
吸血鬼は女と誰か契約しないといけない。
オレは女が嫌いだから誰かにしてくれ。
そんな話をしている時、たまたま女が聞いていて、そいつが誰かと契約することになった。

「……想夜だよね?
想夜が帰った時、みんなで話し合う。
「僕、あのこと好きなんだよね、言ってなかったけど」
……は?初耳だった。
「僕、あの子に一回助けられてさ」
一言も喋らなかったアオイだが、まさかそういうことだったのか。
「でも……クリタもそうだよね」
「な⁉︎ち、ちがうし!可愛いと思っただけだし!あっ」
その顔は真っ赤だ。ふたりもほねぬきやばいな。
そんなオレはでも無関係だと思っていた。

くそ、だるい……。
オレは生徒会室で仕事をしていたが、体がだるくて何も入らない。
その時想夜が来て、オレを看病してくれた。
その時オレは……初めて、特別扱いをされず、何かが落ちる音がした。
コイツと一緒に、けいやくしてー……。
そう思って、俺は、想夜が気になっていることをあらためて思った。