昔から、秘密の花園のような庭園で、ささやかな結婚式を挙げるのが夢だった。
季節は、暑くも寒くもない、晴れた秋がいい。
もうすぐ、その夢が叶う…はずだった。
*****
婚約者は、色白細身の二枚目で、仕事も出来る男。
どうして私と付き合い、結婚しようと思ったのかはよくわからないが、単純に御縁があったということなのだろう。
そろそろ、結婚式の招待状を出さないといけないので、彼にも相談しなければ。
彼は自宅で仕事をしていることが多いので、今日が休日の私は、彼の部屋へ出向き、合鍵でロック解除。
部屋に入った瞬間、違和感がした。
どういう違和感かというのは、うまく言葉にできない。
もう一枚、居室のドアを開けた時、思わず目を疑った。
彼と、前に一度会ったことのある、彼のアシスタントの女性が、激しく絡み合っていたのだ。
「何してるの?」
季節は、暑くも寒くもない、晴れた秋がいい。
もうすぐ、その夢が叶う…はずだった。
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婚約者は、色白細身の二枚目で、仕事も出来る男。
どうして私と付き合い、結婚しようと思ったのかはよくわからないが、単純に御縁があったということなのだろう。
そろそろ、結婚式の招待状を出さないといけないので、彼にも相談しなければ。
彼は自宅で仕事をしていることが多いので、今日が休日の私は、彼の部屋へ出向き、合鍵でロック解除。
部屋に入った瞬間、違和感がした。
どういう違和感かというのは、うまく言葉にできない。
もう一枚、居室のドアを開けた時、思わず目を疑った。
彼と、前に一度会ったことのある、彼のアシスタントの女性が、激しく絡み合っていたのだ。
「何してるの?」