「中に入ればいいじゃん」
「あ、うん…あのね、由利香に話があって…」
「話し?わかった、お茶入れてくるね」
そう言って、由利香は台所へ行ってしまった。
嫌われてても、ちゃんと話してくれるんだね。
聞いてくれるんだね。
と、安心した。
話しを聞いてくれなきゃ意味がないし…
「はい、お茶」
「ありがとう」
私は由利香からもらったお茶を飲み、少し気持ちを落ち着かせた。
「話しってなに?」
「あ、うん…これ渡そうと思って」
私は鞄から通帳を出した。
由利香のために貯めてあった貯金。
「通帳?」
「由利香、私のせいで志望校行けないんだよね…?」
「あー…なんか、ママが言ってたね」
「そんなの可哀想すぎる…だからね、由利香がよければだけど…この貯金、使ってもらえないかな?」
「え?」
どうして、私がいるから由利香が志望校に行けないのかわからないけど…
私のせいなのは間違いないからね。
「あ、うん…あのね、由利香に話があって…」
「話し?わかった、お茶入れてくるね」
そう言って、由利香は台所へ行ってしまった。
嫌われてても、ちゃんと話してくれるんだね。
聞いてくれるんだね。
と、安心した。
話しを聞いてくれなきゃ意味がないし…
「はい、お茶」
「ありがとう」
私は由利香からもらったお茶を飲み、少し気持ちを落ち着かせた。
「話しってなに?」
「あ、うん…これ渡そうと思って」
私は鞄から通帳を出した。
由利香のために貯めてあった貯金。
「通帳?」
「由利香、私のせいで志望校行けないんだよね…?」
「あー…なんか、ママが言ってたね」
「そんなの可哀想すぎる…だからね、由利香がよければだけど…この貯金、使ってもらえないかな?」
「え?」
どうして、私がいるから由利香が志望校に行けないのかわからないけど…
私のせいなのは間違いないからね。