あれから数日が過ぎた。

私は会社に無理を言って辞めさせてもらった。


そして、私は広太の家に引っ越すことになった。

仕事してないから家賃なんて払えないし…


「準備できたか?」

「うん!でも…ほんとにいいの?」


私を養うって言ってくれたけど…

広太の迷惑になってしまう。

甘えていいのだろうか…


今もまだ、迷っていた。


「気にすんな!ほら、行くぞ」


と言って、広太は私の最後のボストンバッグを持ち歩き出した。

私も広太の後ろを歩く。


「ありがとう」

「別に。飯食ってから帰るか」

「そうだね。お昼だもんね」


気づけばもうお昼。

お腹すいた〜!