どうして、手を握っているだけなのに、こんなに心が和むんだろう。 どうして隣にいてくれるだけで、こんなにも安心しちゃうんだろう。 私は君が苦手なはずなのに、時々見せてくれる優しさが、こんなにも嬉しいのは、なんでなんだろう。 星空がキラキラする夜空の下、ただ栗山くんは黙って、ずっと隣にいてくれた。