「こっ……こんにちは。小鳥遊さん」


多い時で週に3回は来るが、小鳥遊と話す時はいつも緊張し、頬を赤らめている。


小鳥遊に惚れているのだ。


彼の甘いマスクだけでなく、人柄にも心惹かれた。


ただ店主に魅力があるだけでなく、コーヒーをメインとした飲み物やそれに合うお菓子もどれも一級品である。


店に惚れ込み、店主にも魅力を感じている結がこの店の常連になるのに時間はかからなかった。