返信が来た。

ドキドキした。

こう、来た。

大丈夫だよ!
零ちゃんが好きな洋服着て欲しいし、わたしも女の子か男の子とかよくわからなくなることあるしわたしはそれでいいと思うよ!

わたしも男の子の服装とか好きだもん!

わたしもかっこよくて着たいなーとか思う時あるから!


わたしも女の子ってより男の子になりたいなーとか思ってるし!

そんなこと気にしなくていいよ!
自分が好きな服着てキラキラしてるほうがわたしは好き!




同じだと言ってくれた。

理解してくれた。

僕は、半泣きした。

翌日、その親友と服を買いに行った。

男の子の服を買った。

嬉しかった。


そして、僕はSwitchの性別やその時やっていたゲームの性別を男に置き換えた。

それで良いと思った。

戸籍上は、女だけど、男子トイレも入った。(誰も見ていないのを確認しています)

このような事を調べると、Xジェンダーという言葉に当てはまった。

スッキリした。




でも、体育祭の種目決めがあった。

その時は、頑張った。戸籍上は、女だからと女として種目決めをした。

でも、クラスの子に名字にちゃん付けをされた時。

すごく辛くなった。

喉に異物がつっかえているように辛くなった。

この一件で、僕はもう性別が分からなくなった。

親にも言えない。

すごく辛くて、学校探しも上手くいかない。

そんな年齢でした。