「サボった?どうして?授業をサボるのはよくないよ?」


はい、さいあくぅー。


この融通の効かなさもイライラする。


「別に良いでしょ。わたしの人生なんだから望月は介入してこないでよ」

わたしがギロリと望月を睨みつけると流石の望月でも怒っていることを察したらしく困った表情になった。


困れ、困れ、いい気味だわ。



「あれ、春馬が陽奈美ナンパしてる〜」



そこにヘラヘラと笑いながら第三者が会話に入ってきた。

わたし達は同時に顔を向ける。

「駿!」

「早川…!」